数ヶ月前のある晴れた日のこと・・・
お昼ごはんのトルタ(メキシコ風サンドイッチ)を買いに会社近くの通りをボーっと歩いてたら、後ろから「待てーー!こん畜生@%#!!」という怒鳴り声が。後ろを振り返ると、私が歩いている歩道ではなく、車道を2人の男が2人の男を追いかけて、猛スピードで走ってくるのです。私のそばを駆け抜けていった、まさにその瞬間、追いかけている方の男がピストルを取り出し「パーン、パーン」。
あっという間の出来事で、初めて間近で聞くピストルの音にびっくりして、一瞬なにがなんだか、あっけに取られてました。
弾丸は、幸いにも(?)逃げてる男たちには当たらず、すごい勢いでそのまま角を曲がって視界から消えましたが・・・
後から考えると、車道を走ってたから良いものの、流れダマで被害者が出ていたことも十分考えられる状況じゃないですか!
その通りはちょっとした定食屋街で、お昼時は近所の会社員たちで人通りも多いのです。そんなのどかな、いつもと変わらない昼間・・・・なんてこったいです。
銃保有が(いちおう)規制されてる日本なら、次の日のニュースになってもおかしくない事件ですが、ここはメキシコ。他の通行人や商店街の人たちの反応もいたって普通(?)というか、パニクってはなかったです(私が怖いなーって思ったのは、ちょっと時間がたってから・・・トルタを買うときに手が震えてるので自覚しました)。
そんな出来事もあって、今日(8月15日付)Reforma紙に掲載されていた、「PGJDF(メキシコシティ検察庁、一般犯罪担当の警察)の拳銃、毎月平均5丁が行方不明」という記事に目が点。
昨年1年間で60丁が行方不明、今年1〜5月期では27丁。うち70%が盗難被害、30%が紛失。
おいおい、警察官さん・・・・紛失はまだしも盗難ですかい!? なくした警官は1万ドルの弁償代と、1ヶ月の停職という罰。
当局筋の話として、「道端で強盗にあった」と届け出した警官の証言に不自然なところがあったため、よくよく調べてみたら、実はその警察官は売春婦を買って翌朝目覚めた時には、売春婦とともに拳銃がなかった・・!という例も。
記事は「罰が厳しくなっていたので、今では昔のように警察官自身がブラックマートで売却したりということはなくなったが、行方不明の拳銃が犯罪者の手に渡るのが心配である・・・」と締めくくられています。これって少しはマシになったって・・こと?
治安では悪評高きメキシコシティですが、普段は、全く身の危険を感じるようなことはありません。でも、やっぱり気をつけて生活しなければなりませんね。
万が一に犯罪にあったら、ここメキシコでは、抵抗しないことです。
相手はピストル持ってます。
【2005/08/16 04:57】
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